葬儀後の挨拶・お返し/もしものとき -ご葬儀の流れ-

1.挨拶回り

  • 葬儀でお世話になった近所の方、町内会役員、世話役、会の方などには、喪主自身がお礼の挨拶に出向くのがマナー
    1. 葬儀委員長・弔辞奉読者・世話役
    2. 寺院・僧侶
    3. 駐車場や設備、備品等をお借りした方
    4. 葬儀を手伝っていただいた方
    5. 近所の方
    6. 病院、医療関係の方
    7. 故人の仕事先
    8. 喪主・家族の勤務先
    9. 議員・組合長など目上の方
    10. 葬儀の翌日か翌々日、遅くとも初七日までには、挨拶回りをすませておく
    11. 葬儀直後の挨拶回りには、なるべく喪服を着用する
    12. 2〜3日後の場合は、地味な平服で訪問するのが自然
    13. 葬儀後は挨拶がすんだら早めに引き上げるようにしたい
    14. お菓子などを挨拶時に持参することもある
    15. 遠隔地などで訪問できない場合は、電話にてお礼を述べてもよい

2.礼状・挨拶状

  • 最近は交際関係が広くなっているので、挨拶回りを行き届かせることがむずかしくなりつつあるが、礼状なら手軽に誠意を伝えられる
    1. 挨拶回りに出向くことができない方
    2. 葬儀でお世話になった方
    3. 弔辞・弔電をいただいた方
    4. お悔やみ状をいただいた方
    5. 町内の掲示板などにお礼の挨拶文を出すこともある
    6. 書状を書くことでさらに礼を尽くした印象を伝えることができる
    7. 書状は、先方の都合のよいときに自由に読んでもらえ、しかも明確な記録に残る形で真心を表現できる
  • 法人関係では、葬儀に関する支出を証明するためにも、領収書がわりに書状の記録を必要としている場合がある

3.葬儀後に出す死亡通知

  • 同窓生や戦友など葬儀をお知らせしなかった方への死亡連絡
  • 故人の商売を引き継いだ場合の得意先への挨拶状
  • 子供の葬儀日の忌引届け(学校宛に)
  • 忌明け法要の案内状(忌明け法要に招く方へ
  • 葬祭関係の書状は、黒や薄墨を使用し、青インクなどは使用しないように心がける
  • 文章に忌み言葉は避けるように心がける

4.喪中ハガキ

  • 喪中に新年を迎える場合、慶事を避ける意味から年賀状は出さない
  • 年賀状の代わりに、年賀欠礼の挨拶状(喪中ハガキ)を郵送する
  • 年賀欠礼の挨拶状は12月初旬に先方へ到着するように
  • 喪中に年賀状をいただいた場合は、松の内(1月7日)を過ぎてから「寒中見舞い」の形にて挨拶状を出すとよい

5.香典返し

  • お返しは、地域での習慣に従う
  • お返しは、葬儀の当日おこなう地域と、葬儀後に別途おこなう地域がある
  • 香典金額が多い場合は、葬儀当日にお返しをしてあっても、後日別途にお返しをすることもある
  • お返しの時期は、忌明け(満中陰)前後におこなうことが多い
  • お返しの品には葬儀のお礼を兼ねた挨拶状を添える
  • 葬儀当日にお返しをする場合は一律の品物だが、香典金額の多い方に後日 別途お返しをする場合は、香典金額の1/2〜1/3程度が目安
  • 葬儀後の香典返しは、頂戴した香典金額の1/2〜1/3程度が目安
  • あくまでも喪家から先方へ伝える感謝の気持ちとして決定する
  • 香典金額や故人との関係によっては、特別の配慮をする場合もある
  • 病気見舞いやお供えなどのお礼を添えることもある

 

6. 形見分け

  • 故人の愛用品で、まだ使用できるものは、その品物を大切に使い続けることのできる親近者に形見分けとしてお渡しする
  • 形見分けを贈る範囲は、親近者や、ごく親しい友人に限る
  • 目上の方に形見分けをすることは、先方から特に希望がない限り、失礼に あたるので注意する
  • 形見分けの時期については、特に決まりはないが、忌明けに合わせておこ なうのが一般的
  • 形見分けは、あくまで身内の行事なので、正式な包装や水引などは必要ない
  • むきだしで贈るのが失礼な場合は、上品な白紙(奉書紙)に包む程度の簡 単な包装にする
  • 故人の帯や和装生地を利用して、上品な「数珠入れ」や「バック」を作る ことができる
  • 故人ゆかりの品物を新しく購入したうえで、形見分けとして配ってもよい